2004年夏の旅鉄日記。
定期運行時代の583系夜行急行「きたぐに」の乗車記。
大宮駅から新幹線で新潟入り。ココから夜行急行「きたぐに」に乗って夜汽車の旅を楽しみます。
新潟(22:54)→大阪(6:49) 急行「きたぐに」
(22:24~)
きたぐに専用カラーを纏った583系寝台電車が入線。本日は2両増結で国鉄往時を思わす堂々の12両編成。
久し振りの583系の再会に鼻息が荒くなる…
6号車はグリーン車。寝台車に合わせた車体構造なので天井が高い。
(※参考画像:磐越西線にて撮影)
1~4号車はボックス席仕様の自由席。急行券追加で乗れるのでリーズナブル。
いよいよB寝台車へ。寝台車に乗り込む時のワクワクドキドキ感はいくつになっても変わらない。しかし上の画像から寝台モードへの変わりっぷりは凄いな…
本日の寝床は11号車6番下段。大きな窓も独り占めできるのが下段の特権。高さはちょっと低いですが自由席1ボックス巾=ベット巾なのでゆとりがありんす。
(22:54~)
大阪行「きたぐに」は時刻通り出発。お約束の鉄道唱歌が流れる。11号車の下段寝台はほぼ埋まり中段もそこそこ。
(23:50~)
長岡駅では5分停車。この後、車内放送は大津駅到着前まで休止。自室でチビチビやりながら車窓を眺めるのは楽しい夜汽車のひととき。
(2:14~)
…いつの間にか寝ていたみたい。どこかに停まったなと窓外を覗くと富山駅。しばらく停車するのでホームをブラついてみた。
また目が覚めた~ここは何処?(福井駅?)ホームの向こうには普通列車仕様に改造されたこちらと同型の元寝台車両が停泊。
(5:13~)
白んできた…何処を走っているのだろう?
(6:00~)
鉄道唱歌のメロディ流れ「おはようございます」とアナウンス。列車は時刻通り進んでいるようで大津駅に停車。車内のカーテンはほとんど開いている様子。
(6:49~)
新潟駅を出発しておよそ8時間。信越・北陸・東海道線を経由し「きたぐに」は大阪駅4番線に到着。早朝にもかかわらずカメラを持った鉄っちゃんに迎えられました。
久しぶりの夜行列車の旅はもう終ってしまいました。もっと乗っていたかった。
(おまけ)「きたぐに」が去り駅構内を見渡すと変わった形の列車が停まっていたので覗いてみたら米子と大阪を結ぶ夜行列車「だいせん」でした。
---乗り鉄メモ---
乗車:2004年8月
区間:新潟(22:54)→大阪(6:49)
列車:急行「きたぐに」
編成:JR西日本 583系 12両
(おしまい)