2022年9月の旅鉄日記。
北海道の函館↔札幌間を走る特急「北斗」で使用されているキハ281系車両がもうすぐ定期運用から撤退と聞き、ラストラン前日にお名残乗車しました。
今回は函館駅からスタート。
函館(10:05)→札幌(13:52) 特急「北斗7号」
北斗号は函館・室蘭・千歳線を経由し318.7キロの道程を約3時間50分で走破。
9時33分、札幌駅を6時に出発した「北斗2号」が弧を描く函館駅ホームに入線。
清掃スタッフがお辞儀をして迎えます。
もうすぐ引退とあって記念撮影する方が目立ちました。スタイリッシュなお顔した281系ですが、もう引退?…そんな印象です。
北斗七星のトレインマーク。キハ281系は1994年にデビュー、当時は「スーパー北斗」として運行していましたね。
この列車が折り返し 特急「北斗7号」札幌行き。通常5両がレギュラー編成で、この日は8両で運転。自由席は前方の7・8号車。グリーン車は2号車。
列車サイドの案内表示はLED仕様。
準備が整い客室へ。1号車指定席のお世話に。
普通車指定席の座席は上下にスライドする枕があった。
車内販売は無く、4時間近い乗車なので事前のお買物は必須。
最後尾の1号車は10名程乗り込んで10時05分 函館駅出発。5分で五稜郭駅停車。
北海道新幹線接続の新函館北斗駅は函館駅から約15分。
列車は函館本線を走り、車窓には小沼・大沼が現れ大沼公園を行く。
駒ヶ岳が見えてきた。
10時51分、森駅到着。この辺りは国鉄型気動車が今も現役。
森駅を過ぎると右手には内浦湾登場。しばらく付き合う事になります。
11時33分、長万部駅到着。列車は函館本線と別れ室蘭本線を進む。
小さな駅を高速で通過。気動車でなく電車のような感覚。
内浦湾をグルリと周りながら進む。
12時24分、東室蘭駅着。261系の特急「北斗10号」と離合。2022年10月からの「北斗」は全て261系で運行される事になります。
サラブレッドが放牧されていた…北海道らしい車窓になった。
苫小牧の工業地帯に差し掛かり、13時02分 苫小牧駅着。
室蘭本線から千歳線に入り、空港駅へアクセスする南千歳駅到着。
終点が近くなり、沿線には建物が増えてきた。
北広島駅を通過し、左手には建設中の日ハムファイターズの新球場が見えた。
13時52分、終着札幌駅到着。バラエティーに富んだ車窓で4時間弱があっという間。乗客を降ろした列車は一旦車庫に引き上げ、函館行きへの折り返し準備。
かつては「スーパー北斗」としても活躍した281系。これまで3度程しかお世話にならなかった列車ですが、最後にJR北海道を代表する気動車特急車両に乗れて良かったです。今までお疲れ様でした!ありがとう!!
---乗り鉄メモ---
乗車:2022年9月
区間:函館(10:05)→札幌(13:52)
列車:特急「北斗7号」
編成:JR北海道 281系 8両
席番:1号車10番D席(普通車指定席)
(おしまい)