2024年3月の旅鉄日記。
青森県の津軽半島を走る津軽鉄道の冬の観光列車「ストーブ列車」(12/1~翌年3/31運転)に乗りました。僕自身、津軽鉄道に乗車するのも初です。
昨日、東北新幹線の新青森駅からJR奥羽本線・JR五能線を乗り継ぎ五所川原駅に到着し駅近くのホテルに投宿。JR駅の隣に津軽鉄道の津軽五所川原駅があります。
いよいよ念願のストーブ列車に。あの旧型客車内にストーブがあるんです。
津軽五所川原(9:35)→津軽中里(10:20) ストーブ列車1号
ストーブ列車は1日3往復運転。今回は1往復目に乗車。通常の旅客列車にストーブ搭載の客車1両を繋げて運行。一般客は前方の気動車に乗ります。
旧型客車サイドに掲げられた哀愁漂う行先票。これだけで萌えます。
車内は昔ながらの座席。オハフ33形と呼ばれるコチラの車両は1948年製造だそう。2024年時点でもう76年も経っているんですね。
向かい合わせの4人掛けシートが並びます。
そしてそしてメインのストーブがコチラ!2箇所あるダルマストーブが車内を温かくしてくれています。
床は木の板張り。現役車両ではなかなかお目にかかれないです。
懐かしくてあれこれ撮影してしまう…。
切符は硬い紙の「硬券切符」でした。ストーブ列車に乗車するには運賃の他にストーブ列車券(500円)が別に必要になります。座席は自由席です。
ワゴンの車内販売があり、ストーブ列車名物のスルメを購入。津軽鉄道のアテンダントさんがダルマストーブで炙ってくれます。
炙り上がると、食べやすいようにちぎって袋に入れてくれました。
ストーブ列車出発。ここは五農前駅。
ストーブの燃料は石炭。車掌さんが様子を見ながら追加します。
ダルマストーブの中。
外は雪景色…なんだか演歌の世界です。
津軽鉄道は全線単線。途中の金木駅では対向列車との交換があります。今では珍しくしなったタブレットが現役で使用されています。
五所川原方面の列車が来ました。ちなみに今回のストーブ列車はこのオレンジ色の一般気動車が客車を牽引しています。
芦野公園駅ではかつては駅舎として使用したレトロな建物がありました。現在はカフェになっているそうで、お店の方がお見送りしてくれました。
終点の津軽中里駅に到着。客車を牽引した気動車は切り離されます。
ストーブ列車が五所川原に向かう為に気動車の入れ替え。
終点の津軽中里の駅舎をパチリ。こちらはなぜか雪がありませんでした…
津軽中里駅のきっぷ売場。自動券売機は無く昔ながらの販売スタイル。
五所川原までの切符を購入。またまた硬券切符♪
津軽中里(10:53)→津軽五所川原(11:37) ストーブ列車2号
津軽中里駅で30分ほど休憩し、再びストーブ列車で五所川原に戻ります。出発前からもうスルメを炙っていました。
硬券切符&ダルマストーブで記念撮影。
津軽五所川原駅に戻ってきました。2往復目からはストーブ列車の客車が2両になり、牽引は一般気動車ではなく機関車牽引になっていました。
なかなか楽しいストーブ列車旅でした。また乗りに来よう。その時は外から撮り鉄もしたいな…もちろん寒いケドね。
---乗り鉄メモ---
乗車:2024年3月
区間:津軽五所川原(09:35)→津軽中里(10:20)
津軽中里(10:53)→津軽五所川原(11:37)
列車:ストーブ列車1・2号
編成:津軽鉄道 オハフ33形客車 1両
(おしまい)