2024年5月の鉄道遺産訪問記。
以前から一度見てみたかった北海道の鉄道廃線跡のタウシュベツ川橋梁に行ってきました。個人で向かうにはちょっと難しい…との事でしたので、旅行会社に組み込まれたツアーに参加しての訪問になりました。
北海道 上士幌町のHPを見ると…
『交通事故の多発などの理由から、タウシュベツ川橋梁までの林道は許可車両以外通行禁止となっています。タウシュベツ川橋梁を見学するには、①国道沿いの展望台から眺める ②現地ガイドの有料ツアーを利用する ③許可を得て車で林道を走行し現地に向かう の3つの方法があります』
っと記載してあり、タウシュベツ川橋梁を間近で見学するには②・③のいずれかになり、更に付近ではヒグマ出没情報があるそうなので僕は②のガイド付きツアーに参加することにしました。
今ツアーは3日間で、タウシュベツ川橋梁の見学は2日目の早朝でした。昨晩からお世話になった「糠平館観光ホテル」から出発です。
早朝5時前の集合でしたが(笑)、タウシュベツ川橋梁見学は朝の風が少ない時間帯に見るのが定番なのだそう。ホテル前からジャンボタクシーに乗車。
国道から林道に入りゲートで一旦停車。ここまでホテルから20分程。
ココから先は許可車のみ通行可になります。更に林道をしばらく走行。
ジャンボタクシーを降り少し歩きます。
…だそうです。
5分程歩くと視界が開け、あのタウシュベツ川橋梁が目の前に!
ガイドさん曰く「今日は水量が少ないので反対側まで行けますよ」とのなので行ってみることに。水の中をジャボジャボしながら歩く。
長靴は先程のホテルで借りたモノです。
北海道 上士幌町の糠平湖に架かる国鉄士幌線のタウシュベツ川橋梁は1955年に廃止。劣化が激しく、いつ全体が崩れてもおかしくない状況なのだそう…
反対側から見た橋の全貌。例年6月後半頃から湖の水位が上昇し8月には橋が水没するのだそう。なので見学するには5月がベストシーズンらしい。
かなり崩落していますね…。
パチパチ撮影しながら元の位置に戻ってきた。しかし、かつてこの上を鉄道車両が通っていたとは思えない橋梁です。
こうして見ると日本ではないみたい… さぁ帰りの時間です。名残惜しいですがタウシュベツ川橋梁をあとにします。今回見られてホントに良かったです。
(おしまい)